モカイルガチェフェ ＜エチオピア＞ 【Ethiopia Mocha Yirgacheffe】

WOTE KONGA 2300

■基本情報■

水洗工場：Wote Konga
所在地　：SNNP州Gedio区Yirgacheffe地域Konga村
農家数　：300人
平均耕地：2�婆に�
標高　　：2300m
品種　　：地場原種
土壌　　：肥沃で水捌けの良い赤茶土（深度1.5m)
育成　　：シェード栽培
開花期　：1月〜2月
収穫期　：11月後半〜1月下旬
降雨量　：1800〜2000mm
気温　　：18〜25℃
精製　　：浸水発酵36時間
乾燥　　：アフリカンベッドにて15-18日の天日乾燥

新規制(Vertical Integration)により可能となった指定水洗工場との直接取引。

これにより水洗工場を指定するだけでなく、指定農家からのロット指定、個別精製、個別乾燥が可能となりました。これを好機と捉え、現地に赴き各農家を訪れ、品質の根底である完熟豆のみの手積み収穫から、これまで以上に丁寧な精製・乾燥 が可能となりました。

またイルガチェフェにおける品質の最重要項目である高標高を求め続け、地域最高峰である2300m以上の農家さん達からだけのチェリーを収集することで、イルガチェフェ地区最高峰2300mのロットを確保できることとなりました。
イルガチェフェの特徴であるフローラルさは勿論、冷めてもクリーンさが際立つ厳選ロットをご賞味ください。

■Mekuria Merga(メクリア・メルガ)■
　Wete Ambela (Wote Konga2300の輸出会社)の創業者

Mekuria Meruga氏はイルガチェフェ出身で、幼少時から父親が営む小さな商店(食品や雑貨)を手伝いながら育つにつれ、自然とコーヒーの流通に携わっていきました。

決して裕福な家庭ではなかった為、農園は勿論水洗工場や乾燥場を持つことは夢のまた夢。先ずは地域の農家さんからチェリーを買付け水洗工場や乾燥場に運ぶ仲介業者(Akurabi アクラビ)*1 としてスタートしました。

その頑固ながら誠実な人柄から農家からの信頼を積み重ね、首都AddisにあるECX *2 の取引所で当時は50名しか参加できないオークションの代理販売者資格を得るだけでなく、その絶大な信頼の証となる年間最良Akurabi として2度表彰されています。

最良のAkrabiとは最も多くコーヒーを取引した証(=信頼)であると共に、エチオピア全土からコーヒーの販売を任される為、自然とどの地域・どの生産者のコーヒーが優良かが把握できる証でもあります。

2004年に故郷Wote(イルガチェフェのコンガ地区)に水洗・乾燥場を購入し、2009年にはBenti Nenqa(グジのハンベラ地区)に農園を設立しました。

Wote Konga 2300は、Mekuriaの故郷であり原点でもあるWoteの水洗工場の中でも標高2300mの農家さんを対象にした厳選ロットです。
標高だけではなく、現地の農家さん達に直接収穫の指導や協力を願い、水洗・乾燥においても日陰や攪拌回数など細かに指定して出来上がる至高のイルガチェフェのコーヒーです。

*1 アクラビとはチェリーの買付や運搬、オークションでの代理販売などコーヒー流通に携わる仲介業者の総称。
*2 ECX (Ethiopia Coffee Exchange)は政府が管理するコーヒーの取引所。毎日オークション方式でコーヒーが売買される。

（生豆240gを受注後焙煎し、焼き上がり約200gを1袋としての販売です。）

販売価格
1,700円(税込)
煎り方
挽き方
購入数
袋